有限会社ミナミ(岡山県新見市)の国産猪を100%使った、小麦・化学調味料・砂糖不使用の『猪ハンバーグ』の総合プロデュース(商品企画・デザイン・SNSマーケティング)を受託

『『猪ハンバーグ』は砂糖・小麦・化学調味料は不使用!

『猪ハンバーグ』はこだわりは、原材料!

「新型コロナウイルス感染症対策おかやまジビエ利活用促進事業」の活用を通じて開発した『猪ハンバーグ』が、2021年4月1日~おかやまジビエみなみの公式サイト内で販売します。※現在の公式サイトでは3月になっていますが、誤りです。

emotional tribeは、この商品企画およびライバー、インフルエンサーを活用したプロモーションをメインにサポート致しました。

おうちでパーティー&ベランピングで食べきりサイズに

商品制作のきっかけは新型コロナウイルス感染症の影響で『ベランピング』というキーワードにマッチする商品をつくることでした。

日経MJの調査によると、コロナウイルス感染症の影響でパーティー・会食を控える中で「おうちごはん(自宅での食事シーン)」をお洒落に、豪勢にする傾向が背景にある。中でも25~50代の男女のトレンドとして「ベランピング」が注目されており、「ホットサンド」がクックパッドでは2020年2月~5月にかけて952%と急増傾向にあります。

そこで猪肉の体に優しいミニサイズのハンバーグをつくることで、ホットサンドやプチハンバーガーの食シーンを想定しました。

ミシュラン13年星付きレストランでも通常採用されている猪肉!

有限会社ミナミの皆様と。(写真左:取締役社長 南洋志 )

地元の猟師(岡崎氏)から直接仕入れをして在庫を確保しているのが、有限会社ミナミの最大の武器です。
臭みがないイノシシ肉の秘訣は、またぎとの連携力に他ならないのです。

「血抜き」と「処理の早さ」で、味に圧倒的な差がでます。
臭いと感じる猪は、それだけ鮮度が悪い。シンプルな理屈ですね。
金属探知機も導入している有限会社ミナミでは、安心・安全の猪の精肉や加工肉を提供しています。

東京・麻布十番のミシュラン13年星付きのイタリアンレストランでも、 有限会社ミナミ の猪肉を採用して頂いている理由も、その丁寧な仕事にあると思います。

厳選した原材料2つが、デーツとグルテンフリー

デーツは棗椰子( ナツメヤシ) の実で中東の貴重な栄養源

今回の商品開発の肝は、デーツです。
日本でドライフルーツとナッツの専門資格を発行しているドライフルーツ&ナッツアカデミーがデーツを調達しレシピ提案。デーツは、中東のドライフルーツであり、スーパーフードであり、その甘みを生かすことで「砂糖不使用」を実現させました。

そして、なによりも猪の美味しさを存分に味わっていただくために、ハンバーグにつなぎを一切入れたくありませんでした。そこで小麦などを使わずに、グルテンフリーを実現させました。醤油も グルテンフリーのものを使用しています。
米粉パンと合わせれば「グルテンフリー猪バーガー」が出来上がりです。

フレンチシェフ、書道家、デザイナー、アカデミーの4社連携

この商品ができるまでに、多くの方に助けていただきました。

まず、ハンバーグの肉の配合や、ソースのレシピ監修には東京・目白『Le Vin Quatre』(ルヴァンキャトル)の北野智一 氏にご協力をいただき、大変おいしいレシピを完成させていただいきました。デーツとマデラワインを合わせて、フレンチの繊細で上品な甘さがありながら、日本人の味覚に添うような絶妙なバランスです。 ハンバーグの動画はコチラ!!

箱のパッケージには熊本県の書道家に依頼して、同封する手紙のデザインは大阪府の信頼している女性デザイナーに委託。クリエィティブの中心は、すべて女性の感性や視点を最大限に尊重しました。

現在は、SNSマーケティング事務局として弊社が、女性限定で30名の全国のインフルエンサーを厳選し、インスタグラムでの投稿とフィードバックを回収している最中です。

今後も女性目線(発信)の商品開発を行いたいと考えています。

おかやまジビエの消費は、おかやまの生産者を守ること

おうちでも簡単にイノシシ料理ができちゃう!

「猪を捕獲してもお金にならない」

私は、これまで新見市の現場に5回ほど訪れて、猟師さんとコミュニケーションを取った結果、この言葉が印象的であり、「悪循環」を肌で感じました。

まず、猟師が減少している理由は「またぎだけでは生計が立たないから」です。ただし、猟師が減ってしまうと猪が野放しになるので、地元の農地を荒らします。すると、農作物をつくる農家が大打撃を受けて、地方農家の売上に大きく影響するため、地域経済の全体が低下します。

鳥獣の処理所が、各地に足りないことも国産ジビエが広がらない大きな要因の1つです。しかし、加工所を建設するには、約2000~3000万円程度のコストがかかるため、地方自治体の予算では、すぐに前向きになれないのが現状です。
これは、岡山に限らず全国において同様の問題があります。

では、私たちにできることは何でしょうか?

まず、猪の消費が拡大すれば、猟師の仕事が確保できます。
つまり、国産猪を食べれば、食べるだけ猟師も潤うし、最終的に猪加工業者の仕入れが安くなるので、レストランや消費者にとってもリーズナブルな価格で猪が食べられるようになります!

つまり、これは、誰かのためでもあるけれど、楽しくジビエを楽しむ私たちのためでもあるのです!猪、食べてみると驚くほどイメージ変わると思います。

ハンバーグの販売価格は50g×5個setで¥3000(税込)前後を想定しています。ぜひ、楽しみにご期待ください!

公式サイト『おかやまジビエみなみ』